こんにちは。UNAです!
2020年度から小学校で必修化となるプログラミング教育ですが、分野によってプログラムに使う言語が違うことをご存じでしょうか。
例えば、ゲーム制作に携わりたいと思ったとします。
では、どの言語を学べばよいのでしょうか。
どの言語が、どの分野で使われ活用されているのかを知っておかなければ、学びはじめてからの方向転換は容易ではありません。
プログラミングを学ぶと決めたら、まずは進むべき分野を見極めることが必要です。
それでは、詳しく見ていきましょう!
目次
プログラミングで学ぶべき言語の特徴と活躍する分野とは?
Python【難易度★★☆☆☆】
コードが書きやすく、動作がすぐに確認できるので初心者でも学習しやすいのが人気の秘密です。
-特徴-
現在人気急上昇中のプログラミング言語です。
コードが非常にシンプルで文量も少なく、誰が書いても同じコードになるため読みやすいのが特徴です。
「YouTube」や「Evernote」「Instagram」など世界的に有名なサイトの開発にも用いられています。
-活躍する分野-
- Webアプリケーションの開発
- AI(人工知能)の開発
- 統計やデータの分析
- IoTに関わるシステムの開発
PHP【難易度★★☆☆☆】
ITエンジニアを目指す方のはじめの一歩におすすめです。
-特徴-
フリーエンジニアとして独立・開業するなどして、早く案件を獲得したい方に向いています。
「WordPress」もPHPを活用して作られています。CMS(Content Management System)サイトの一つで、ソースコードを書かなくても利用者がサイトの更新を行えます。
またPHPは「Laravel」というフレームワークが人気です。このフレームワークの型に当てはめることで、初心者でも簡単にWebアプリケーションを構築することができます。
-活躍する分野-
Webアプリケーション開発
Swift【難易度★★☆☆☆】
iOSアプリが作りたい方におすすめです。
-特徴-
iOSアプリの需要は年々増えており、新作品が次々生み出されています。
比較的新しい言語なので、身につけている技術者が少ないのが現状です。
-活躍する分野-
- iPhone/iPad向けのアプリを開発
- iPhone/iPad/Apple watchなどのApple製品端末で使うアプリ開発
- Apple TVのアプリ開発
Java【難易度★★★☆☆】
知名度が高くAndroidアプリ開発を学びたい方におすすめです。
-特徴-
Googleの三大言語(C++・Python・Java)の1つとして有名です。
学習コストはかかりますが、プログラミングの高いスキルが身につけられるでしょう。
初心者がつまずきやすいポイントがありますが、利用している開発者は多いので情報は豊富なので対処しやすいでしょう。
JavaはWindows・macOS・LinuxといったOSに依存しない高い汎用性を持った言語です。
また、データ処理が高速という特徴もあり、大型の業務システムに採用されるケースが多く見られます。
-活躍する分野-
Androidのネイティブアプリ開発
JavaScript(js)【難易度★★★☆☆】
利用できる範囲が広いため、使いこなすには深い知識が求められます。
-特徴-
Webサービスを作るうえでは欠かせない言語。Webエンジニアにとっては必修といえます。
HTML5やCSSと組み合わせて、iOSでもAndroidでも使える「ハイブリッドアプリ」の開発ができます。
-活躍する分野-
ウェブページ制作に欠かせず、ニーズは絶えることはないでしょう。
Ruby【難易度★★★☆☆】
Webエンジニアを目指す方に最適です。
-特徴-
日本人によって開発されたので、資料が豊富で疑問を解決しやすい人気の言語です。
『楽しさ』を第一目標とした言語として開発されプログラミングの教育にも使われています。
-活躍する分野-
- Webアプリケーションの開発
- クックパッドやCrowdworksなどの制作
C#【難易度★★★★★】
C#はCよりは学びやすいですが、学習の難易度は高めです。
-特徴-
Unityという開発環境を用いることでVR開発ができることがあります。
近年IT業界では非常に注目を浴びており、AR(拡張現実)/VRの市場が成長する一方で、VR開発に対応できる技術者は少ないというのが現状です。
-活躍する分野-
- Windows向けのアプリケーション開発
- Mac OS、iPhone、Android向けアプリの開発
- ゲームの開発
Solidity【難易度★★★★★】
ITのトレンドにもなっているブロックチェーンに関心がある方におすすめです。
-特徴-
仮想通貨などに関わるブロックチェーンを扱うITエンジニアを目指す方におすすめの言語です。
人間が理解しづらい低級言語で記述されるため、プログラミングの難易度は高めです。
ブロックチェーンに携わるITエンジニアの需要は増えており、将来性の高い言語といえます。
-活躍する分野-
ブロックチェーンに関連
まとめ
難易度が低い順に掲載してみました。
例えば、英語やフランス語など日常使っている言葉でも複数の多言語を話せる人が一目置かれるように、これからはプログラミング言語も多言語を習得している人が有利となることでしょう。
更に新しい言語が生まれる可能性もありますから、常に情報にアンテナを合わせておくことも必要ですね。
ご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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